第119回近畿救急医学研究会

会長挨拶

会長 松原 峰生大津赤十字病院高度救命救急センター センター長 松原峰生

第119回近畿救急医学研究会(日本救急医学会近畿地方会)を担当させていただきありがとうございます。大変名誉なことと思うと同時に大きな責任を感じています。当日参加の皆様、演題発表の準備に協力していただいた方々等すべての関係者に心から御礼申し上げます。

今回、『傷病者First』をテーマに開催させていただくこととなりました。当初、テーマに関して『傷病者First』といえば、接遇、患者への忖度、患者へ如何に丁寧に対応するかといったことばかりイメージされる方が大変多くびっくりしました。それに関することも含まれますが、私が、このテーマを選んだのは、新しい取り組み、新しい挑戦、従来の対応の見直しなどを考えるときに、まず『傷病者First』についてしっかり考えましょうっという意味合いでした。新しいことを考えたり、企画するときにこの『傷病者First』の理念が、置き去り、なおざりにされているのではないかと危惧したからです。この趣旨に沿って、特別講演、合同シンポジウムを企画した次第です。新しい取り組みに対して、この、『傷病者First』をはじめの一歩として考えていただきたいと思っています。

今回、一般演題で医師、看護師部門あわせて90を超える演題が集まりました、誠にありがとうございます。ご活発なご議論が当日展開されることを期待しています。皆様よろしくお願いします。

なお、今回、学会運営に関し、資金調達に大変苦労しました。協賛していただいた関係団体、関連企業の方には、本当に感謝しています。ですが、あまりにも集まりが悪いため夜も眠れない思いもしました。しかしよくよく考えるに、資金を出す側の視点にたてば、費用対効果の見込めない学会の地方会に資金を出す合理的理由はなく、また、企業にとって今後の営業活動を考えるに学会会長である私に忖度する必要もまったくないため、資金援助など不要とお考えになるのも致し方ないと、考えるに至りました。結果的に、私の力不足にて学会会員のみなさまや学会参加書に対して今までどおりのサービス提供ができず本当に申し訳なく思っています。事情をご理解ください。本当に、申し訳ございません。